子育てで大切なことは睡眠？食生活？運動？教育？ 答えは物語の中に・・・
タイトルなし（物語）
昔々、静かな小さな町に、優しいお母さんと3歳になる元気な息子、ユウタが住んでいました。
お母さんはユウタをとても愛していましたが、最近、新しい携帯電話を手に入れてから、ついつい携帯電話に夢中になってしまうことが多くなっていました。
ある晴れた日の午後、お母さんはソファに座って携帯電話を見ていました。
ユウタはリビングルームでお気に入りのブロックを使って遊んでいましたが、次第にお母さんの注意を引こうと、「ママ、見て！」と言いました。
しかし、お母さんは「ちょっと待ってね」と言って、携帯電話に夢中です。
そのうち、ユウタは一人で遊ぶようになり部屋を出て庭に向かいました。庭には小さな池があり、ユウタはいつもその池で遊ぶのが大好きでした。
お母さんは携帯電話に夢中になっていたため、ユウタがどこに行ったのか気づきませんでした。
ユウタは池の周りで遊び始めましたが、うっかり足を滑らせて池に落ちてしまいました。
ユウタは大きな声で泣き叫びましたが、お母さんはまだ携帯電話に夢中で、何も気づきませんでした。
その晩、お母さんは自分の行動を深く反省しました。「携帯電話に夢中になって、ユウタのことを見失ってしまったなんて……。本当にごめんね、ユウタ」とお母さんは涙を流しながら言いました。
それ以来、お母さんは携帯電話の使い方を見直しました。携帯電話よりも大切なものを見失わないよう、毎日心に刻みます。
そして半年後、お母さんは今も携帯電話に夢中です
大切なこと
携帯電話が普及したため、子供との付き合い方が大きく変わったのではないでしょうか。
ほとんどのトラブルはネットで検索すれば対処できるのでありがたい事ですが、一方で子供と接する時間が大きく削れています。子供の近くにいるだけでは子供の面倒を見ていることには繋がりません。
食事や、睡眠等も大切なことですが、それ以前に子供と向き合う時間の方がとても大切なことだと思います。携帯電話の使用時間を厳守する。それが出来ないなら使用しない。携帯電話が無くても、１週間も経てば、慣れてしまって案外なんとかなるものですよ。
